【徳永憲治】 新しい年を迎えて、そろそろ一カ月が過ぎる。
パンデミックで在宅勤務になって2年弱。考えてみれば、たった一つの(いろんな株はあるが)感染症でこれはすごいことだと思ってしまう。
新型コロナウイルスというくらいだから旧型コロナウイルスもあるのかなと、ネットサーチを掛けてみた。
ウィキペディアによると今回の「COVID19」は分類上フルーや「SARS」「MERS」などを含めた感染症の7番目に当たるらしい。
それはさておき、在宅勤務は賛否両論がある。
僕の場合まず往復に2時間かかる通勤時間がなくて済むのがいい。小さいところでは、仕事中でもKカップ(一杯抽出型のコーヒー)でいつも入れ立てが飲める。ラフな格好で仕事ができる。弁当で持っていくのが難しいランチなども簡単に食べられる。
逆にちょっとどうかな?と思うのは、時間配分がルーズになること。出社していた頃は会社から出たらそれで仕事は終わりだが、今は手元に仕事用のコンピューターがあるので、紙面を作り終えた後にやり残しの仕事などが気になって、ついつい手を付けてしまう。
電気代も前々年に比べ少々上がっている。印刷用のインク代や備品類の代金もバカにならない。
一番困ったのは、この半年の間にコンピューターが3回クラッシュしたこと。同時にバックアップも機能を果たさなくなりデータが消えてしまった。壊れるたびにデータをかき集めるが、なくなったものも少なくない。何が消えたかは必要になったときに分かって、これは仕事上では大変な痛手だ。会社にいればそれなりにコンピューターに詳しい人がいるので対処できたかもしれない。
愚痴はここまで。
「今年こそ」は、この数年考えていない。個人的には「今年」より、「リタイア」したら何をしよう、と思っている。
旅行もしたいが足がちょっと悪いので長時間の歩きはきついかな。日本を訪れ、博多ラーメンと北国の海鮮の幸などの食べ歩きをしてみたい。英国のアガサ・クリスティーの作品に出てくる都市を巡るのも興味深い。