
2回目となるテレビ討論会では、ホームレスや犯罪などの問題を巡って議論が交わされたが、その矛先の多くはカルーソ氏に向けられた。フォイヤー氏は、カルーソ氏が手頃な価格の住宅建設にあまり手を貸さず、家賃統制に反対していること、またケイマン諸島に登録した1億ドルのヨットを所有していることについて言及した。
他の候補者からの攻撃に対し、カルーソ氏は「たくさんの素晴らしいアイデアがあるが、どれも立候補する前に実行されなかった。犯罪やホームレスの増加、市役所の腐敗など、現在の状況に対して空約束が多い」と非難。この発言に「公職に就いている人を否定しないように」とバス下院議員にたしなめられる一幕もあった。
ロサンゼルス市警に関する問題では、出席した有力候補者の考えが、警官の人数規模を現状維持するかあるいは拡大するかで大きく分かれた。カルーソとブスカイノの両氏は、警察官を1500人増員し、ロサンゼルス市警を1万1千人体制にすると述べた。一方、現状維持を望むデ・リオン氏は、カルーソ氏が提案する警官増員のための費用を増税や予算削減をせずにどうやって捻出するのかと疑問を呈した。これに対してカルーソ氏は「市に新たな収入をもたらす雇用や企業を増やし、パイを大きくすることに注力する」と答えた。
いずれの候補者も、ホームレス問題が選挙の最重要課題であるとし、バス下院議員は州や連邦政府の資金を活用して新しいユニットの建設プロセスを加速させると語った。デ・リオン氏は、自分の選挙区ですでにこの問題に取り組んでいることをアピール。同氏は、市独自のメンタル・公衆衛生部門を設立する提案を市にも提出している。カルーソ氏は、初年度に一時退避用として3万床を確保することを計画し、またメンタルヘルスや依存症など他の課題にも対応するとした。
市長予備選は6月7日、決選投票は11月8日に行われる。
