【写真右】予備選の夜の集会で集まった支持者と喜びを分かち合うリック・カルーソ氏=7日(AP)【同左】選挙後のパーティーで笑顔を見せるカレン・バス氏。カルーソ氏と共に11月の決選投票に駒を進める=7日(AP)

 ロサンゼルス市長の予備選挙が7日に行われ、億万長者で不動産開発業者のリック・カルーソ氏と米国下院議員のカレン・バス氏が、ロサンゼルス市の次期市長を決定する11月の決選投票で対決することが確実になった。ロサンゼルス・タイムズが報じた。

リック・カルーソ氏

 およそ3割強が開票された8日早朝の時点で、カルーソ氏が42・1%、バス氏が37%で得票をリードし、他の候補者を大きく引き離した。3位のケビン・デ・リオン市議会議員は7・5%だった。50%を獲得した候補者がいないため、上位2人が決選投票に進む。投票前の週末に発表されたカリフォルニア大学バークレー校行政学研究所の世論調査では、それぞれの支持率はバス氏が38%、カルーソ氏が32%、デ・リオン氏が6%だった。
 カルーソ氏は、フェアファックス地区のショッピングモール「グローブ」に集まった支持者に対し「多くの人々が投票所に足を運んでくれた。ロサンゼルスの発展を願うコミュニティーの勝利だ」と喜びの声を上げた。また、ハリウッドのWホテルの屋上で支持者と対面したバス氏は「ロサンゼルスのために戦う。本選では勝つつもりだ」と意気込みを語った。

カレン・バス氏

 駐インド米国大使としての承認を待つエリック・ガーセッティ市長の後任を決めるこの選挙は、新型コロナウイルスの感染拡大やホームレス問題、銃乱射事件の増加など大きな問題を抱えるロサンゼルスの新しいリーダーの選出として注目されている。世論調査によると、有権者の関心はホームレス、犯罪と治安、住宅価格の三つの問題だという。両者共、ホームレスを収容できる住宅の提供を公約しているほか、共にロサンゼルス市警の警察官増員を掲げている。

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