暑さの到来が遅いと思っていたが、厳しい暑さに体が慣れていないと疲れを感じる。このくらいで根を上げているようでは、熱波の地域、豪雨の地域の皆さんに申し訳ない。
 カリフォルニア州でプラスチック廃止の新法が成立したというニュースを見た。具体的な内容はよく分かっていないが、使い捨てを段階的に排除するというものだというから、個人的には大歓迎。ただ、毎日の経験からこの法案を進めるのは、このホームレスが多い地では難しいように思う。ゴミをどこかしこにプラスチックだろうが生ゴミだろうが捨てるホームレス対策がまず頭をよぎる、そしてホームレスに限らず教育・啓蒙(けいもう)活動を推進することが大事ではないか。
 リサイクルできるようなプラスチックボトルやカップは、ただ捨てられているわけではない。尿瓶に使われていることが多く、その尿処理から始まる。ゴミの分別をしようと努力はしているが、現実は難しいことばかり。
 野球のオールスター戦がドジャースタジアムで開催。日本からの旅行客も増えてきていて、この試合が目当ての人もいた。コロナ感染者は増えてはいるものの、人の往来は増えている。今年のスーパーボウルもロサンゼルスだったし、何十年に1度の大きなイベントが複数あるのは大興奮だが、大勢集まることを思うとやはりゴミが気になる。ゴミお化けに取りつかれているのかも。試合を観戦しながらの飲食。その後を思うと、どうしても気になってしまう。
 豪雨災害もゴミ処理が問題になる。大量の粗大ゴミが出るし、可燃と不燃の分別も難しい。東日本大震災後のゴミの分別には驚かされたことを思い出す。壊滅的打撃を受け、物心共に喪失感が半端じゃなかった時でも、こんなにゴミの分別を整然とできる人々がいることに感動した。もちろん被災した人たちばかりではなくボランティアの助けもあってのことだが、それにしてもあの雑然としたがれきが見事に片付けられていた。あの光景を思うと、このLAの状況は甘えと怠けと勝手にしか思えない。道徳心、公共心の教育、そして勤勉とひたむきな努力は大事なことだと改めて思う。(大石克子)

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