11月17日、ロサンゼルスで行われた記者会見で話すバス氏。史上最多得票を獲得し黒人女性初の市長となった(AP)

 今月行われたロサンゼルス市長選挙で多くの有権者が投票したことが、郡当局やアナリストらの報告により明らかになった。バス氏の得票数は50万8860票で過去最高を記録し、これはエリック・ガーセッティ現市長が2013年に初めて当選した時の2倍以上である。
 バス氏は不動産業者で億万長者のリック・カルーソ候補との激しい争いの結果、最終的には得票率で10%近い大差をつけて当選。25日現在、市長選で投票した有権者の総数は約92万8千人となっている。今年の投票率は45%程度になる見込みである。
 投票が拡大した理由について、郡選挙管理当局のディーン・ローガン氏は、これまで4年ごとの奇数年に選挙を行ってきたロサンゼルスの市長選は、この40年間で投票率が下降を続け40%を大きく下回っていたが、今回の市長選から大統領選や知事選など有権者の関心の高い選挙と時期を合わせて、偶数年に移行したことが功を奏したと指摘している。さらに有効な運転免許証によって登録できる「モーターボーター(Motor Voter)」と呼ばれる自動有権者登録も、投票するための登録を簡易化したため今年の有権者の急増に寄与したと分析している。
 バス氏は、1973年に就任した故トム・ブラッドレー氏に続く2人目の黒人市長で、ロサンゼルス市の241年の歴史の中で初の女性市長となる。宣誓式は12月12日に行われる。

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