7月14日から切手代が5セント値上がりして、「フォーエバースタンプ」が73セントになった。年明け以来2度目の値上げである。フォーエバースタンプになってから、何度値上げされようと、数年前に買った切手もそのまま使えるから、値上がり分の追加料金の切手を購入する手間もはぶける。額面が印刷されていないので、値上がりも気にならない…のだが、ここが郵政局の付目かもしれない。
お礼状その他で多めの切手が近々必要なのが分かっていたので、値上がり前に娘に頼んで、メールオーダーをしてもらった。
Eメールを使わねばならない面倒な注文などは、遠慮しながら娘に頼むと、母親がハイテク音痴なのを承知しているので、おおむね気軽に手早く完了してくれる。
1週間ほどしたある日、私の携帯電話に郵便局からテキストが入ってきた。「あなたにパッケージを配達するのだが、住所がクリアではないので、下記にインフォメーションを入力してほしい」というもの。娘が注文してくれた切手だと思い、住所、氏名、電話番号、Eメールアドレスを入力して、次のステップに行くと、再配達の料金を18セント支払えば、明日にでも荷物を配達する、と出てきて、クレジットカードのインフォメーションを尋ねてきた。
鈍い私もここにきて、おかしいと気が付き、娘に電話して、「たった18セントをクレジットカードで払えって言うんだけどおかしいよね」と言った途端に娘に「詐欺よ、すぐに削除して。郵便局がそんなこと言ってくるはずないでしょう」と叱られた。
何とか水際で命拾いをしたが、すでにメールアドレスと電話番号は渡してしまったので、「これからいろんな怪しいメールや電話がかかってくるから気をつけなさい」と厳しく(?)注意された。
私が切手を待っていることをどうして知っているのか不思議に思ったら、「相手はそんなメールを毎日何百、何千と送っているのだから、偶然よ」と一蹴された。
ヤレヤレわが子にしかられる年になったか、と情けなかったが、なんともタイミングが良すぎた。
一生勉強です。(川口加代子)
