ワールドシリーズ優勝リングの授与式で記念写真に納まるドジャースの選手ら

 大谷翔平、山本由伸、佐々木郎希の日本人3選手が所属するドジャースは26日、ダイアモンドバックスを本拠地ドジャー球場に迎え開幕戦を戦い、8—2で白星スタートを切った。27、28日も勝利を納め、開幕3連勝でワールドシリーズ(WS)3連覇へ向け好発進した。

右手を上げて大きな声援に応える昨季ワールドシリーズMVPの山本

 開幕を祝うセレモニーが盛大に開かれ、選手は外野に敷かれたチームカラーのブルーカーペットを歩いて入場。WS優勝の記念看板が除幕され、連覇の喜びを分かち合った。国歌斉唱に次ぎ、2機の戦闘機が祝賀飛行を行い、開幕ムードを演出。バスケ界のレジェンドで共同オーナーのマジック・ジョンソンさんが始球式を行い、大谷が捕手役で捕球し、場を盛り上げた。   

 試合は2年連続で開幕投手を務めた山本が、6回5安打2失点、6奪三振で勝利投手となった。大谷は1番指名打者で出場し、一回に右前打を放って3打数1安打2四死球だった。

 27日の試合前には、昨年のWS優勝リングの授与式が行われた。デーブ・ロバーツ監督を筆頭に球史に残る名勝負を演じた選手が1人ずつ紹介され、マーク・ウォル

指にはめた優勝リングを笑顔で見せる(左から)大谷、フリーマン、ベッツ

ター筆頭オーナーからリングを受け取った。最後に第6戦で好投し、翌日の第7戦では救援登板で、チームの2連覇に大きく貢献した山本が「ワールドシリーズMVP」と紹介されると、スタンドからひときわ大きな歓声が送られた。

 この日の始球式では、元ドジャース投手のオーレル・ハーシュハイザーさんがマウンドに上がろうとしたが、待ったがかかった。ロバーツ監督が「肩をつくって待っている左腕投手にもう1度姿を見せてほしい」と叫んだ。昨季現役を引退したクレイトン・カーショーさんがサプライズででとマウンドに上がると、会場の熱気は最高潮に達した。カーショーさんは一球を投じた後、優勝リングを指にはめて昨年共に戦った同僚と記念撮影を行い、連夜のセレモニーを締めくくった。

好投し2連連続で開幕勝利を挙げた山本

 試合は八回、4—4の同点から新加入したカイル・タッカーの右前打で5—4と勝ち越し。九回は同じく新加入の抑えエドウィン・ディアスが移籍後初登板し試合を締め初セーブを挙げた。ディアスは自身の登場曲「Narco」のトランペット演奏と共にマウンドに向かった。生演奏したタチアナ・テイトと共にドジャーデビューを白星で飾り喝采を浴びた。

 28日は今年最初のバブルヘッド人形がファンに配布された。人形はWS第7戦で決勝本塁打を放ったウィル・スミスをかたどったもの。この日が31回目の誕生日だったスミスは、1—2で迎えた八回に逆転2点本塁打を放ち、劇的な勝利でチームを開幕3連勝に導いた。

 30日は佐々木、31日には大谷が今季初登板を予定し、4月1日は山本が2勝目をかけてマウンドに上がる。

ドジャースの選手に祝福され優勝リングを披露するカーショーさん(22
開幕戦で1安打を記録した大谷
開幕試合の七回、タッカーの二塁打で5点目のホームを踏む大谷
31日の先発登板に備え投球に練習する大谷=27日
28日に来場者に配布されたウィル・スミスのバブルヘッド人形

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