ロサンゼルスから東方およそ130マイルに位置するジョシュア・ツリー国立公園で28日、同公園内に生育している砂漠植物のジョシュア・ツリーが燃えているとの通報があり、当局は1日、何者かが放火したとみて捜査を開始した。国立公園当局が発表した。

 ジョシュア・ツリー国立公園はモハベ砂漠とコロラド砂漠の中間地点に位置し、公園内には奇妙な形をした木がいくつも点在する。
 LAからもっとも近い国立公園として、毎年多くの人々が訪れる人気の観光名所となっている。
 砂漠に生育する植物で、同公園の名前の由来にもなっているジョシュア・ツリーの生息地としても知られ、同公園のシンボルとして観光客の人気を集めている。
 1994年に国立公園に指定されたが、それ以前は文化遺産に指定されていた。
 事件当時、雷や山火事などは発生していなかったことから、当局は放火事件とみて捜査を開始している。【吉田純子】

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