選挙の時期になると時々思うんですよね。あの集金力はなんなんだろうと。
 一人頭の集金力を競わせ、さらに選挙費用の使用金額に制限をもうける。差額を教育や医療費援助などの特別基金を設け、それに入金させる。そこで誰が一番入金できたかも競わせる。
 そんなんじゃ誰も寄付しないとは思うけど、自分のためだけに使うよりなんぼかいいように思えるが。
 今回の大統領選候補全員が集めた金額は、へたするとどこかの州予算ぐらいになるのではとゲスの勘ぐり。
 新大統領は決まったみたいだけど、この先アメリカはどうなるのかねえ〜。僕らのころはまだアメリカで一旗揚げて、とまではいかないがそれなりに期待感満載で渡米したわけだけど。
 毎回行われる(全ての)選挙戦でもネガティブキャンペーンがひどくなり、今回の大統領選なんか史上最悪とかいわれてる。ある程度まで差が開いていたヒラリーさんも最後でFBIからの私用Eメール問題とかでけちが付き、結局トランプさんが当選。こけたのはそれだけじゃないとは思うけど。
 今回の結果を見てみると、アメリカの白人層など口では平等とか言っているけど、やはり女性が自分たちの上に立つのは嬉しくないのかなとか思ってしまった。オバマさんの時は逆に黒人ということで+アルファがあったのでは。と、こんなことを考える自分も差別主義者なのかな。「そんなことはない!(キリッ)」と否定しておこう。
 次期大統領はいろいろと公約して当選した以上、それらは守って行かなくてはいかんが、実際にやっていくのは無理だろうとは思う。メキシコからの費用を当てにした国境の壁、移民問題、(テロ組織が存在する国家からの)外国人受け入れ拒否、または厳しい審査や登録制度、この一つでも通ればアメリカに対する愛情などスーっと冷めるような気がしないでもないかな。
 はっきり言って誰が大統領になってもいいのだ! 景気が良くなって生活が楽になり、失業率が減り、健康保険料が下がり、給料が上がり、その他もろもろがうまくいきさえすれば。
【徳永憲治】

Leave a comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *