任期2年目を迎えた西元会長の下、約70人が参集。来賓の松尾浩樹主席領事、南加日系商工会議所会頭の川田薫さん、南加県人会協議会会長の水谷ハッピーさん、南加庭園業連盟会長の岩下寿盛さんらから20周年の節目に祝辞が贈られた。
日商の催す歳末助け合い運動への参加は、同会にとって20年間毎年継続してきた重要な活動。昨年も12月の3週末、土日を利用し、東京セントラル・ガーデナ店前で寄付を募った。会員の孫の高校生が1日参加した以外は平均年齢70代半ばの会員だけで精を出した。毎回7人弱が集まり、寒空の中、買い物客へ声をかけた。6日間で集めた金額3150ドルは日商の募金に参加した団体の中で2位の成績だった。「100ドル寄付してくれた人もいました」と声を弾ませる西元さん。社会貢献はどの世代へも活力を与える。
会員同士の交流とコミュニティーへの貢献を目的に活動する同会は、昨年も有意義に1年を締めくくることができた。
昨年3月には「大正クラブ」が長い歴史に幕を下ろした。日系の他の団体同様、会員の高齢化と共に活動が緩やかになっている昭和会。だが西元会長は、「昭和会は今年も元気に活動を続ける」と力強く抱負を述べた。