BLM運動が活発化した6月に暴徒により店内の商品が略雑された1街のスポーツシューズ店は、暴動に備えて防御板が取り付けられた=2日
1、路面店や1階にある会社は午後8時以前に、できるだけ早めに閉店・終業することが望ましい。
2、昨今の状況から靴・履物、医薬品などが略奪の標的になっている。ショーウィンドウの防御板設置を推奨する。
3、建物の2階以上で営業する場合も、自宅での業務、または早めに退去することを勧める。
4、各種メディアが取材報道する地域に、さらに略奪者、犯罪者あるいはプロの略奪集団が呼び寄せられることがあるので、注意する。
その他の留意点
メトロは通常通り運行される(ただし小東京駅は新線工事のためすでに閉鎖中でバスの振替輸送となっている)。メトロに関して不審な状況を目撃した場合は電話888・950・7233に連絡を。
レンタルスクーターは撤去される。必要に応じて道路閉鎖が検討される場合があるので注意が必要。
物より何より、体が大事。自身が暴力被害に巻き込まれることがないように、くれぐれも安全に注意して過ごしてほしいと呼びかけている。
大統領選
ガーデナは穏やかに投票
期日前、接触避ける有権者も
接戦の予想が報じらている大統領選は有権者の関心の高さを物語り、期日前投票は9400万人に達した。ガーデナのケン・ナカオカ・コミュニティーセンターの横の歩道にはポスト型のドロップボックスが設置され、館内ホールが投票所となっている。
同センターでの投票は、両候補が集会を開いた激戦州で見られた投票を待つ光景とは打って変わり穏やかで、31日午後遅くに期日前投票に訪れていた有権者は数人だった。
館内では多言語で提供されるノート型パソコンから投票できるが、今年はコミュニティセンターのホールに入るよりも屋外のドロップボックスに投票用紙を投函することを好む人が多いという。ドロップボックスへの投函は接触が少なく、迅速簡単に行えるためだ、投票者は車寄せに車を停車し、車から降りて投函し、そして車で去っていく。
ドロップボックスには日中、有権者が立ち去った後に一回一回、接触箇所を拭いて消毒するアテンダントがいる。そんなボランティアの一人のテリーさんは、投函しようとする人に、「封筒に署名と日付が書いてありますか」と注意を喚起していた。一部の人々には間違いがあり、特に日付を間違える人がいるようだ。「生年月日や他の番号ではなく、今日の日付を封筒に書く必要がある」とテリーさんは話す。実際、そのような声掛けのおかげで、危うく無効票になるところだった1票が目の前で救われた。投票者はその場で封筒の間違いを直し、テリーさんに感謝して、急ぎ足で投函を終えて立ち去っていった。