
米航空宇宙産業における新規参入企業ファイヤーフライ・エアロスペース社が打ち上げたロケットが2日、離陸数分後に太平洋上で爆発した。AP通信が伝えた。
同社の二段式「アルファロケット」は、午後6時59分に、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から打ち上げられた後、第一段の上昇中に異常が発生し、飛行開始から約2分半で機体の喪失に至ったという。
サン・ルイス・オビスポ・トリビューン紙のビデオによると、ロケットは火の玉となって爆発し、空中には白煙が長く尾を引いた。バンデンバーグ空軍基地は今回の原因について調査チームを編成し、原因を究明するとしている。
「アルファロケット」には、「DREAM」と呼ばれる学校や機関から提供された小型衛星や複数の実証機などが搭載されていた。