南カリフォルニア大学(USC)Dornsifeとロサンゼルスタイムズ紙が行った、成人の娯楽目的でのマリファナ使用合法化に関する世論調査で、50%の加州有権者が合法化に反対、46%が賛成と答え、加州全体では依然反対派が多いことが明らかになった。
 調査は有権者登録をしている加州民1000人を対象に5月17日から21日までの期間に行われた。
 地域によって賛否の割合は異なり、サンフランシスコのベイエリアでは55%が合法化に賛成と答え、反対派より支持派が多かった。南カリフォルニア地区では41%、ロサンゼルス郡では49%が賛成と答えていた。
 また、末期症患者や重度身体障害者への治療を目的とする医療用マリファナの使用には、80%が支持を示した。
 1969年にギャロップ社が全米で行ったマリファナ合法化に関する初の世論調査では賛成派がわずか1%だったが、昨年10月の調査では初めて50%を記録し、全米規模ではマリファナ合法化への支持が拡大していることが分かった。  

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