英語のバーチャル訪問では、4〜6年生向けには、日系人排他の歴史を伝えている

 全米日系人博物館はこのたび、日本語の「バーチャル訪問」プログラムを開始した。これはビデオ会議システムを使って行うもので、インタラクティブなオンライン講義スタイルで、日系米国人の歴史や同館のコレクションを鑑賞することができる。
 大学生、大人、シニアのグループを対象としており、高校生以下のグループについては個別に問い合わせる。プログラムは、Q&Aを含めて70分ほど。開催時間は太平洋時間の月曜日から金曜日だが、日本時間の午前中(太平洋時間の夕方)の開催も可能。
 同館は昨年10月からこの「バーチャル訪問」を英語で実施しており、今年9月までの1年間に、小学生から大学生、大人、企業などの団体から約5600人が参加し好評を博してきた。日本からの問い合わせも増えたため、このほど日本語のバーチャル訪問を開始する運びとなった。

1〜3年生を対象にした英語のバーチャル訪問のオープンハウス。日系コミュニティーが継承する日本文化を紹介している

 このバーチャル訪問では、移民初期から現在にいたる日系米国人の歴史が、同館の常設展の展示物や、同館コレクションの写真や映像とともに紹介される。人種を理由にした強制収容を経験した日系米国人の歴史からは、米国の多様性や民主主義の大切さを現在につながる課題として学ぶことができる。
 同館によると、ダイバーシティーやエクイティ、アクセシビリティー、インクルージョンに対する理解が不可欠となっている現在、日系米国人の豊かな歴史を通して、その重要性を具体的に理解することができるまたとない機会という。
 日本語バーチャル訪問の予約また詳しい内容は、日本語または英語でEメール—
 jpngroupvisits@janm.org
 グループ料金は30人までが150ドル、31人から60人は300ドル。60人以上についての料金は問い合わせる。
 日本語の事前学習資料を用意している。予約は先着順で受け付け、開催回数に限りがあるため早めの予約を呼び掛けている。
 ウェブサイト—
 https://www.janm.org/ja/visit/virtual
 予約・問い合わせ先—
 jpngroupvisits@janm.org
 予約の際に、グループ名(学校、会社名)、人数、予約希望日時を知らせる。
 なお全米日系人博物館は現在、通常通り火曜〜日曜に開館している。月曜休館。開館時間は午前11時から午後5時。館内での日本語ガイドツアーは休止中だが、来年以降に再開を予定している。

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