
全米日系人博物館(JANM)は21日、改修工事のため本年1月から休館しているパビリオンを、2027年1月23日に再開すると発表した。
正面玄関は、大きく弧を描くガラス張りのファサード側に移され、来館者は自然光が差し込む広々としたアラタニ・セントラル・ホールから入館する。1階には新常設展「私たちが『今』と呼ぶ未来―人種差別の現実と民主主義の形成」を開設。JANMが所蔵する世界最大規模の日系米国人史のコレクションを通し、戦前の日系社会、第2次世界大戦中の強制収容、戦後の再定住や補償運動から、近年の反アジア系憎悪などに対する日系社会の対応までをたどる。
2階では、早川ミキ、日比久子、ミネ・オオクボの作品を紹介する開館記念展を開催。一般利用が可能な資料センターや、ジョージ・タケイさんや強制収容経験者らの証言をAI技術で伝える対話型「ストーリーファイル」、教室2室を備えた教育センターも設ける。学校・団体ツアーは3月1日に再開する。

