ロサンゼルスのアジア系コミュニティーについて話すエリック・ガーセッティー市長

 ロサンゼルスのエリック・ガーセッティー市長は1日、反アジアのヘイトクライムや事件が増加する中で同市のアジア系および太平洋諸島系米国人(AAPI)が抱える課題と必要に対応し、AAPIの人々の話を共有する場を提供する新しい取り組み「AAPI・LA」を始動した。

アップルとSpotifyで聞くことができるポッドキャスト

 その中心となるのが、ロサンゼルスでのアジア系米国人の体験に焦点を当てたポッドキャストだ。ポッドキャストはアップルとSpotifyで聞くことができる。
 ガーセッティー市長は「ロサンゼルスは、誰もに居場所があり、多様な隣人たちの貢献を尊重する場所だ」と述べ、「AAPI・LAによって、AAPIのアンジェリーノたちの声を高め、この町のヘイトと差別を永久に終わらせるという約束を再確認する」と誓った。
 AAPI・LAは組織、コミュニティーのリーダー、企業パートナーを集め、相互協力とアウトリーチを強化し、AAPIのアンジェリーノがすべてのテーブルに座ることを確実にするもの。取り組みはアジア太平洋コミュニティー基金(APCF)とのパートナーシップにより実現した。
 「20年以上ロサンゼルスに住んでいる私の家族は、このパンデミック時に個人的に人種差別的な事件を経験した。私の友人の何人かは、もっとひどい経験をし、この町の分裂と憎悪が私にとって非常に現実的なものとなっている」。そう話すのは映画制作会社ライドバックのCEOでAAPI・LAアドバイザリーボードの共同議長を務めるダン・リンさん。「AAPI・LAに参加することで、LAをより調和のとれた場所にし、ここでの生活を特別なものにしている文化の多様性を受け入れるために、私たちが役割を果たせることを願っている」と述べる。
 「APCFは、われわれと同じビジョンをもち、ロサンゼルス地域のAAPIコミュニティーのために、より大きな声を提供するAAPI・LAのパートナーとして財政を支援できることを光栄に思う。私たちは共に、より健全で強固なAAPIコミュニティーを築いていくことができる」。APCFの常務理事、チュンイェン・チェンさんは、このように述べている。
 米国では、アジア系米国人の約3分の1がカリフォルニア州に住んでおり、その数は州人口の16%を占めている。ビルマ人、カンボジア人、中国人、フィリピン人、インドネシア人、韓国人、スリランカ人、タイ人は、それぞれの本国を除いた海外での最大のコミュニティーをロサンゼルス地域に擁している。
詳細はウェブサイト—
 AAPILA.org

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