ロサンゼルス川に架かる建設中の6番街高架橋で最後の市政報告を行うガーセッティ市長14日、ロサンゼルス川 (AP)

 ロサンゼルスのガーセッティ市長は14日、最後の市政報告(State of the City Speech)を行った。町の安全と衛生向上、ホームレス、気候変動、住宅など差し迫った市の問題と予算案について語った。米メディアが報じた。
 市長は、演説の中で新たに800人の衛生職員を雇用する計画を発表。続いて、公共安全に言及し、警官の増員には触れなかったものの、暴力犯罪や窃盗の対策に「緊急を要する」と述べた。また、市内の環境破壊の地域差を是正する2100万ドルの「気候平等基金」計画について概説。ホームレス問題にも10億ドルを費やすと説明した。ホームレス問題と気候変動問題は「われわれが長期的に直面する二つの最大の課題」であるとした。さらに、複合住宅の建設を支援する「低層デザインラボ」創設に50万ドルを投じる。
 市長は20日までに予算案を発表する予定で、その後、市議会が作成する修正予算を承認するかまたは拒否権を行使することになるという。
 市長は2期にわたった任期を振り返り、2023年に開館予定のルーカス美術館や、ロサンゼルス空港のターミナル直結プロジェクトほか、28年のロサンゼルス五輪開催、最低賃金の引き上げなどの成果を強調した。
 市長は14年に就任。今年が最後の任期となる。新市長は、6月の予備選挙、11月の総選挙を経て12月に誕生する。

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