13日、ロサンゼルスのメトロ駅を利用する人々。感染者増加でロサンゼルス郡はで7月末にマスク再義務化が懸念されている(AP)

 非常に感染力の強い新型コロナウイルスのオミクロン株BA・5亜型の影響で、ロサンゼルス郡での感染状況は14日、「中」程度から米疾病対策センター(CDC)が屋内の公共の場でのマスク着用を推奨する「高」程度に移行した。今後2週間で状況が改善されない限り、29日から同郡で再び屋内でのマスク着用が義務となる可能性がある。米メディアが報じた。

13日、ロサンゼルスのグランドセントラルマーケット内を歩くマスク姿の2人連れ。ロサンゼルス郡は、感染者増加で7月末にマスク再義務化が懸念されている。

 CDCは毎週木曜日に新型コロナウイルスに関するデータや指標を更新しているが、14日更新のデータによると、同郡では13日時点で前月比2倍強の1202人が入院中。これは住民10万人当たり10・5人が入院していることになる。
 ロサンゼルス郡公衆衛生局のバーバラ・フェラー局長は「現況では、今後2週間も『高』程度を維持する可能性が高い」と見解を述べた。また、現時点でマスクの着用義務はないものの「感染力の強い変異体である以上、室内で他の人と一緒にいる時は適切に対応するように」とマスク着用を推奨している。
 義務化が実施されると、独自の公衆衛生局を持つロングビーチとパサデナの住民を除き、1千万人の住民に影響を与えることになる。マスク着用は2歳以上を対象に、共有オフィス、製造業や小売業、イベントスペース、レストラン、バー、ジム、ヨガスタジオ、子ども向けプログラムなど、多くの施設や場所が対象になる。屋外施設を利用する場合はマスクの着用義務はないという。

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