「竹中パートナーズ」の創設者で社長兼CEOの竹中征夫氏が死去した。竹中氏はグローバルビジネスの世界の先駆者として、先見の明のあるリーダーシップと揺るぎない決意で、竹中パートナーズと業界全体に消えることのない足跡を残した。また、長年にわたり南カリフォルニア日米協会(JASSC)の法人会員および理事会理事でもあり、他の理事から高く評価されていた。

死去した竹中征夫氏

 日本生まれの竹中氏は米大手会計事務所KPMGのロサンゼルス事務所で輝かしいキャリアをスタートし、米企業内におけるマイノリティーのハンディーを克服して活躍した。粘り強さと献身的な努力により目覚ましく昇進し、わずか8年足らずでパートナーという地位を獲得した。1989年に設立した竹中パートナーズはM&Aから世界戦略コンサルティングまで幅広いサービスを提供する世界的投資銀行・コンサルティング会社に成長した。
 その後も竹中氏の影響力は広がり続け、国際展開を目指す日本企業の信頼できるアドバイザーとなった。彼の語学力とグローバリゼーションへの情熱により、米国市場に参入しようとする日本企業にとっての好ましい投資銀行家としての地位を確立した。同氏はまた単なるリーダーではなく指導者として、顧客企業のCEOや経営幹部がグローバルな考え方を採用し、複雑な文化の違いを乗り越えられるように助言した。竹中氏が指導した企業のサクセスストーリーや、彼が周囲の人々に与えたインスピレーションこそが同氏の輝かしい功績であり、これらは日米両国の間に築いた懸け橋として将来も残り続けるだろう。
 生前の竹中氏はJASSCの会員になったことが自分のキャリアにいかに大きな助けになったかを周囲に頻繁に伝えており、「われわれは皆、日米間の強い関係の恩恵を享受している」と述べていた。
 竹中パートナーズと日米協会はともに竹中氏の家族友人に哀悼の意を表すと同時にその死を悼み、同氏の貢献をたたえる声明を発表した。

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