LA火災勃発で大変な事態だ。自分のエリアもいつ避難警告が発効されてもおかしくない状況だが、今回あえて躍進する女性スポーツ情報を送る。
 母校UCLAの女子バスケチームが今季いまだ無敗で全米ランク第1位。意外にも初めてだ。男子チームはNCAA(全米大学体育協会)選手権最多優勝11回を誇るが、女子は過去に全国大会でもベスト8が1回、ベスト16が5回止まりで、ファイナル4(ベスト4)には1度も進出できていない。女子NCAA全米選手権は1982年に始まったが、それ以前のAIAW(全米女子体育協会)という組織の78年大会では見事全国優勝に輝いている。
 パリ五輪女子ラグビー(7人制)で見事銅メダルを獲得した米国チームのイロマ・マーハ(発音はマー)選手がイングランドの女子セミプロ組織PWR(Premiership Women’s Rugby)に属するブリストル・ベアーズへ3カ月間入団決定。デビュー戦では、2千人収容の通常のホームグランドでは入場券数の需要が賄えきれず、男子と同じアシュトン・ゲート・スタジアムに変更し、9240人の観客が大声援を送った。7人制から15人制へシフトだが、実力と人気を備えた彼女は期待通り2試合目で見事にトライやアシストを記録。
 試合後も時間を割きファンとの交流を大切にする。サインをもらったり写真を撮ったりした少女たちの喜ぶ笑顔はなんとも言えない。夢と希望と勇気を与えるロールモデル(模範になる人物像)だ。
 NWSL(アメリカ女子プロサッカーリーグ)は、2013年に開始したドラフト制度を廃止した。ドラフトは1936年アメフト・プロリーグで開始。チーム力を均等して争えるよう民主主義的発想から作られた。アメリカ的なシステムだ。NWSLは規制を打破し、ヨーロッパのように、自由に選手たちが世界中から行き来出来るようなシステムを目指す。選手の同意なしにはトレードも廃止し選手の権利を尊重する。要するに選手が生活環境なども含めキャリアに最適なチームに入団できる道を開いたのでる。育児や家族や親との生活条件など融通が利く恩恵は多大にある。チームと選手が相思相愛ならまさに理想図だ。
 けがに気をつけて、感動を与えるハツラツプレーを女性スポーツに期待する!(長土居政史)

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