
日本の外務省はこのほど、2026年度外務大臣表彰の受賞者を発表した。在ロサンゼルス日本総領事館の管轄地域では、日米間の相互理解促進への貢献により、生け花草月流師範の北島和幸(北島蓉幸)氏と小東京歴史協会(LTHS)が選ばれた。
外務大臣表彰は、国際関係のさまざまな分野で活躍し、日本と諸外国との友好親善関係の増進に顕著な功績があった個人および団体の功績をたたえるとともに、活動に対する日本国民の理解を一層深めることを目的としている。
生け花の普及に貢献
北島和幸氏
北島氏は1991年から95年まで草月流いけばなロサンゼルス支部の会長、97年から99年までいけばな教授会会長を務め、米国での生け花の普及に大きく貢献した。
役職を退いた後も、地域社会で精力的に活動を続け、45年以上にわたり米国で日本庭園の手入れや維持管理を行う中で、日本庭園の造形美に対する理解と鑑賞を促進することに大きく寄与してきた。
日系史の保存と継承に尽力
小東京歴史協会
小東京歴史協会(LTHS)は2006年の設立以来、過去20年間にわたり、小東京を中心とする日本人・日系米国人コミュニティーの歴史の保存と継承に尽力してきた。
主な活動には、地域の歴史的建造物や史跡の調査・保存、日系米国人の歴史に関する講演会の開催、英語と日本語による小東京のウォーキングツアーの実施、ロサンゼルス市と協力して日本人・日系米国人の歴史を記念する公式の記念碑や標識を設置することなどが含まれる。
これらの取り組みを通じ、同協会は日本人・日系米国人の歴史と文化への理解促進に大きく貢献してきた。
