ベビーショーは、1歳から6歳1カ月までの幼児が対象。年齢ごとに3部門に分かれ各部門で王子、王女が決定しまた、先に提出したポートレート写真で審査する男女フォトジェニック賞が決まった。審査は印象、性格、笑顔、総合の4つを基準に、それぞれ10段階で総合評価された。
ステージに上がって審査を受けた子どもたちは、手を振ったり、満面の笑みを浮かべながら、会場からの大きな声援に応えたりし、審査員にアピールした。インタビューでは、茶目っ気たっぷりの幼児らしいユニークな受け答えをするなどし、会場は終始笑いに包まれた。
4歳—6歳1カ月の部門の新王子には、サンファナド・バレーに住むクリスチャン・タツミくん(5)、新王女はアーバインから来たケイミー・オキモトちゃん(4)が選ばれた。3部門の各王子、王女は、20日午後4時開始のグランドパレードに参加し、チューチュートレイン(小型の機関車)に乗り込んで、沿道の声援に応えて、お得意の愛嬌を振りまく。新王子のクリスチャンくんは、トロフィーを大事そうに抱え「パレードにこのトロフィーを持っていく」と元気よく話した。新王女のケイミーちゃんは審査で終始笑い「とてもよかった。緊張せずに楽しむことができた」と語った。
審査は、二世週祭女王のジャクリン・トミタさんと、ミス・トモダチのジュリア・タニさんら5人が務めた。タニさんは、子どもたちについて「それぞれに個性があって、見ていてとても楽しかった。かわい過ぎるので、採点するのが難しかった」といい、難役をこなしていた。トミタさんは、女王を務めコートを率いこの1年間を振り返り「日系社会のメンバーが温かく迎え入れてくれて、楽しく任務を果たすことが
ハシモト委員長は、ベビーショーについて「とても盛り上がってよかった。これから多くの行事を控え、いいスタートをきることができた」と胸を張った。参加者の子どもたちに対しては「入賞できなかったこどもたちも、これからの二世ウィークのイベントに参加しまた、大きくなれば日系社会の一員として尽してほしい」と願った。【永田潤、写真も】