佐藤はレースに向けて「グリッドは、できるだけ前の方にいたい」と予選に臨んだが思わぬ22番手のスタート。そのため決勝は、セッティングを変え「オーバーテイクができるエキサイティングなレースにできるようにした」という。ダウンフォースを減らす狙いは当り、直線スピードが乗るターン1で、おもしろいように追い抜きを披露した。
佐藤は「あのまま走れていれば、表彰台も狙えたペースだったので、とても残念だった。(接触までは)うまく1台ずつ抜けて、力強いレースができたので、次に臨みたい」と、気持ちを切り替えた。