北東部を中心に記録的な暴風雪に見舞われたが、国立気象局は27日朝、ニューヨーク市とその周辺の暴風雪警報を解除した。空の便には引き続き影響がでており、ロサンゼルス国際空港(LAX)の発着便は106便が欠航となった。

 27日午前8時現在までに、LAXでは到着便55便、出発便51便が欠航となった。
 北東部の空港を発着する航空便は26日から28日にかけて5000便以上が欠航または運航を取りやめる見通しとなっている。
 今回の暴風雪は観測史上最大級と言われ、60センチ以上の積雪があった地域もあった。マサチューセッツ州東部では約2万3000戸が停電した。
 ニューヨーク州をはじめ、コネティカット州、マサチューセッツ州、ニュージャージー州、ロードアイランド州などで非常事態宣言が出され、住民には外出を控えるよう注意が呼び掛けられた。
 ニューヨーク州では、NY市と州内の13郡で26日午後11時から地下鉄やバスの運行を停止。ハイウエーとすべての一般道で、緊急車両以外の車の通行が禁止された。ニュージャージー州やコネティカット州でも同様の措置がとられた。
 また国連をはじめとする行政機関や学校などの公共施設の多くも27日、閉鎖された。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です