15議席中7議席を決めるロサンゼルス市議会選の投票が3日に行われ、現職のポール・クレコリアン市議(2区)、ナリー・マルティネス市議(6区)、ハーブ・ウエッソン市議(10区)、ミッチェル・イングランダー市議(12区)、ホゼ・ウイザー市議(14区)、NPO代表のマルケス・ハリス・ドーソン氏(8区)らが当選を果たした。

 市議選は、偶数の選挙区(2、4、6、8、10、12、14)が改選された。
 小東京を含むロサンゼルス・ダウンタウンとボイルハイツを管轄する14区では、互いに行政経験が抱負ということで選挙活動中ライバル視されていたウイザー市議と元LA郡参事のグロリア・モリナ氏が争った。結果は65・75%対23・93%の大差でウイザー市議が当選を果たした。
 ウイザー市議は13年に、女性元スタッフに市議からセクハラを受けていたとして、訴訟を起こされていた。こうした騒動の後今回勝利し、最後の任期となる3期目を迎える。
 ノースハリウッドやスタジオシティーなどを管轄する2区は、現職のクレコリアン市議が、放送作家のエリック・プレベン氏を74・69%対25・31%で破り当選。
 サンファナンドバレーを管轄する6区は、現職のマルティネス市議がシンディー・モンタネス元下院議員(民主・ロサンゼルス)に60・90%と39・19%の大差で圧勝。
 バーナード・パークス市議が任期満了を迎えたサウスロサンゼルス地区などを管轄する8区は、同地区の経済状況の向上を目指すNPO代表のドーソン氏が61・07%を集め当選した。
 コリアタウンなどを管轄する10区は、現職ウエッソン市議がコリアタウンの活動家グレース・ユー氏を63・48%対29・48%で破り当選を果たした。
 12区のイングランダー市議には対抗馬がおらず、続投が決まっている。
 トム・ラボンジ市議が任期満了となった4区は、候補者14人の中で、過半数を獲得する候補者がいなかったため、5月19日に決選投票が行われる。

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