ロサンゼルス市長選に立候補することを表明したケビン・デ・リオン氏。=今年5月撮影

 ロサンゼルス市議会議員のケビン・デ・リオン氏(54)は21日、エリック・ガーセッティ市長の後継者レースに出馬することを発表し、市長になった暁には、かろうじて持ちこたえているロサンゼルス市の経済問題に焦点を当てると述べた。ロサンゼルス・タイムズが報じた。
 ガーセッティ市長は、今期で任期満了となり、2022年の市長選への再出馬は不可。また、7月にバイデン大統領から駐インド大使に指名されており、上院での承認を待って早期に退任する予定だという。
 デ・リオン氏は、ロサンゼルス出身。中国人の父とグアテマラ出身の母の下に生まれた。カリフォルニア州議会に12年間在籍し、そのうち4年は下院議員、8年は上院議員、また上院議長も務めた経験がある。スペイン語が堪能で、現在、ボイルハイツやエル・セレノといったラテン系住民の多い地域と、過去10年の再開発で大きな成長を遂げた、小東京を含むダウンタンLAの大部分を占める第14区を代表している。
 デ・リオン氏以外にも、同じく市議会議員のジョー・ブスカイノ氏やマイク・フォイヤー氏などが立候補を表明している。また、米国下院議員のカレン・バス氏(民主党・ロサンゼルス)や、億万長者のリック・カルーソ氏らも出馬を検討しているといわれている。ロヨラ・メリーマウント大学ロサンゼルス研究センター所長のフェルナンド・ゲラ政治学教授は、デ・リオン氏が即座にトップランナーになると述べており、また、バス氏が参戦すれば、この2人が最有力候補になるだろうと見解を示している。
 予備選挙は2022年6月に行われ、候補者上位2人が、11月8日の選挙日に対決する。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です