満島ひかり(左上)が主演する照屋年之監督の話題作「演じる女」

 「日本」をテーマにインディペンデント短編映画を紹介するニューヨーク・ジャパン・シネフェスト(NYJCF)が、今年で10年目を迎え、17日(水)から21日(日)まで、オンライン開催する。
 パンデミックの中、映画祭の新しい在り方としてオンライン映画祭を敢行した昨年に続き、今年もオンラインのみの開催。今年は10周年を記念して公募から選ばれた5本を含めた14の新作、さらに12年〜20年までに上映された過去の120作以上の中から、「レトロスペクティブ・プログラム」として、6作品を加え、全20作品を上映する。今年は日本、米国以外に、フィリピン、カナダ、ドイツ、スペインが製作国となっている日本映画が選ばれているのが特徴。

カナダから出品された小泉アン監督のアニメーション「イン・ザ・シャドウ・オブ・ザ・パインズ」

 新作は照屋年之(ゴリ)監督、主演の満島ひかりによる話題作「演じる女」、コロナ禍の最中にリモート撮影された父と娘の対話を描く「Fa(r)ther」、疾走感あふれるSFアニメ「アダーニア」、小坂井不木原作のミステリー「死体蝋燭」、思春期の高校生の心を描いた「ねじけたつま咲き」などのドラマや、怪獣映画ゴジラを関係者の証言を交え深く掘り下げる「怪獣映画の夜明け」、アジア人ヘイトに端を発し製作された「チャイナタウン・ビート」、日本からカナダへ移民した父を持つ娘の複雑な気持ちをアニメーションでつづった「イン・ザ・シャドウ・オブ・ザ・パインズ」、刺青の原点「彫り物」をたどる「Horimono」、日本における難民問題に迫る「Nanmin」などのドキュメンタリー、「音無し」のエクスペリメンタルなど、全14作品。
 また、アンコール上映6作品には、NYJCF共同設立者の鈴木やす主演、監督、脚本による「The Apologizers」、「カメラを止めるな!」で一世を風靡した上田慎一郎監督による「テイク8」が含まれる。
 NYJCFはニューヨークを拠点に活動する3人の日本人、鈴木やす(俳優・映画監督)、古川康介(映像作家)、河野洋(イベント・音楽プロデューサー)が2012年に設立。15年シーズン以降は、ボストン、DCなどのメトロポリタン周辺・米国各都市での巡回上映に加え、日本の映画祭(あいち国際女性映画祭、札幌国際短編映画祭、門真国際映画祭、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア)とのコラボレーションも行ってきた。10年目の本年はオンライン開催で行われ米国各地での開催は休止中となっている。
 主催はマークリエーション、後援・技術提供にCYBER NEW YORK、パートナーに日本大使館広報文化センター(在アメリカ合衆国日本国大使館)、協力にショートショートフィルムフェスティバル&アジア、札幌国際短編映画祭、あいち国際女性映画祭、門真国際映画祭。 
 視聴登録料は、寄付7ドル。
 フェスティバルサイト—
 http://watch.nyjcf.com
 公式ウェブサイト—
 http://nyjcf.com
 問い合わせはメール—
 info@nyjcf.com

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