サクラメントの国会議事堂に展示されている新幹線の実物大模型=2015年2月(AP)

 カリフォルニア州高速鉄道局は8日、州高速鉄道建設の2022年度修正計画案を発表し建設費用がおよそ50億ドル上昇したことを明らかにした。
 ロサンゼルス—サンフランシスコ間に建設される全長500マイルの高速システムの費用は、2年前には1千億ドルと見積もられていたが修正計画案では1050億ドルになるとされている。ロサンゼルス・タイムズが報じた。
 2008年に有権者が鉄道建設のための起債を承認した時には、当局はこのシステムの建設費を330億ドルと見積もっていた。
 プロジェクトに携わるエンジニアによると、過去数年間で建設費は上昇していたが、1050億ドルの新しい見積もりはルートの特定の区間における前提や条件の変化、あるいは他の建設コスト要因を十分考慮していない可能性があり流動的であるという。
 最近ワシントンで成立した1兆2千億ドルのインフラ法案が同計画に追加資金を提供する見込みもある。鉄道局は「新たな連邦政府の資金により、当局がプログラムを進めるために州全体にドルを投入し、モビリティー向上のための設備投資を行い既存の旅客鉄道事業者との高速鉄道の接続を進めることもできる」と大きな期待を寄せている。
 当局によると、現在建設を進めているベーカーズフィールド—マーセド間は、当初の単線から複線に変更となっているが、この建設費については、220億ドルのベースラインに10億ドルを追加することになると見積もっている。

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