
第81回二世週祭のコロネーションボウルが12日夜、アラタニ劇場で開催され、7人の候補者の中からオレンジ郡日系評議会推薦のケイトリン・エミコ・チュウさん(24)が新女王に輝いた。
チュウさん(24)は南カリフォルニア大学を卒業しアップル社のプロダクトデザイナーとして勤務。羅府新報のインタビューに答えて「とても素晴らしい経験だった。女王に選ばれ非常に光栄だ」と目を輝かせた。

「名前を呼ばれた時には純粋に驚いた。会場にいる友人や家族、そして女王候補として共に研修に参加した仲間から、圧倒されるほどの大きなサポートと愛を受けた。これからを楽しみにしている。女王の機会を通じて、若い世代に自分たちの文化や芸術についてもっと学び、真に創造的になるよう奨励できたらうれしい」と女王戴冠の喜びを語った。
ファースト・プリンセスにはイーストサンゲーブルバレー日系コミュニティーセンター推薦のサラ・エミコ・クボさん(26)が選ばれた。クボさんはカリフォルニア州立大学フラトン校を卒業。ミス・トモダチにはパサデナ日本文化会館推薦のナンシー・イズミ・チンさん(26)が選ばれた。
二世週祭女王とコートは任期の1年間、日系米国人コミュニティーを代表して南カリフォルニア各地のイベントに参加するほか、サンフランシスコ、ハワイ、日本を訪れる。
コートの一行は他にイザベラ・ローズ・ポリゾットさん(24、ガーデナ・イブニング・オプティミスト・クラブ推薦)、カマラニ(カマ)・ヒガシヤマさん(25、米国日系レストラン協会推薦)、アイコ・マリー・マツムラ・ジカスキーさん(26、ベニス日系コミュニティーセンター、ベニス-ウエストロサンゼルス日系市民会推薦)、カイリ・ミカ・イノウエさん(24、サンファナンドバレー日系人コミュニティーセンター推薦)。
二世週祭戴冠式の詳細は15日発行の羅府新報に掲載する予定。(グエン・ムラナカ)
