カリフォルニア州雇用開発局(EDD)が18日に発表した雇用統計によると、加州の失業率(季節調整値)は6・1%で、前月の6・2%から0・1ポイント改善した。前年同月は7・4%だった。同州の8月の就業者数は3万6200人増加し全米でもっとも多く、2位のフロリダ州(1万9600人増)と3位のオハイオ州(1万4600人増)と大きく差をつけた。

 また昨年8月から今年同月にかけて、1年間の就業者数の増加も加州は全米でもっとも多く47万人。次いでフロリダ州が26万1千人、3位がテキサス州で21万7千人、ニューヨーク州は1万3千人増加した。
 ロサンゼルス郡の8月の失業率は6・9%で、前月の7・2%より0・3ポイント低下。前年同月は8・1%だった。
 同郡の8月の失業者数は34万7千人。就業者数は510万人となった。就業者数は前年同月比で7万6300人増加した。
 EDDによると、LA郡の非農業部門雇用者数は7月から8月にかけて7900人増加し、全体で430万人になった。新学期が始まったことで、政府部門の雇用が増え、5700人があらたに就労した。情報部門では4千人、教育・健康サービス部門では3200人、建設部門では1100人増加した。
 昨年から1年間でもっとも雇用の増加が著しかったのは、教育・健康サービス部門で、2万2500人が就労した。貿易・運輸部門では1万7100人、レジャー・ホスピタリティー部門は1万6800人増えた。
 オレンジ郡の失業率は、4・5%で、前月の4・7%より0・2ポイント低下した。
 全米の8月の失業率は5・1%。前月は5・3%、前年同月は6・1%だった。

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