佐藤の予選は、マシンのセットアップが思ったように煮詰められず、タイムは伸びず、8番グリッドからスタート。
全85周のレースはスタート早々、佐藤の後方で3台がからんだクラッシュがあり、イエローフラッグが出た。マイナーアクシデントだったため、5周目の仕切り直しから、8位を維持した佐藤は前を走る7位パジェノを猛追した。だが、なかなか追いつめることはできない。佐藤に限らず、他でも順位の変動はさほど見られない展開に佐藤は「リスタート後も膠着状態で(前に)着いていくだけで、何もできなかった」と、我慢のレースを強いられた。
57周目の2度のピットストップは、1度目とは逆の「アンダーカット」で早めに入ったが、順位を下げてしまい「裏目に出てしまった」。運にも見放され「終盤でイエローが出ればおもしろい展開だった。今日は車のペース的にも厳しかったけど、しっかりと8位のままフィニッシュできた」と、前を向いて力走に胸を張った。
次のレースは、2年前に日本人初優勝を遂げたインディ500(5月26日)。1カ月以上レースから遠ざかるが「スピードウエーとロードのテストを繰り返して、きっちりと決めたい」と意欲を示した。【永田潤、写真も】