カリフォルニア州下院議員のミゲル・サンティアゴ氏(民主党)とリトル東京サービスセンター(LTSC)は7月27日、テラサキ武道館で記者会見を行い、同館で行われるコミュニティープログラムやサービスに、州政府から30万ドルの資金援助が提供されることを発表した。

 会見には、サンティアゴ議員をはじめ、LTSCのエリック・ナカノ所長、ロサンゼルス市議会議員のケビン・デ・リオン氏、そしてLTSCの放課後プログラム「Mi CASA」に参加している子どもたちが登場した。
 同館は小東京にある51000平方フィートの多目的スポーツ・コミュニティーセンターで、地域の低所得者層や高齢者、老舗の中小企業の活性化を目的としている。施設には、バスケットボールコート2面を備えた体育館、屋外パフォーマンススペースを含む公園と緑地、コミュニティーガーデン、子どもの遊び場、集会スペースのある屋外テラスがある。
 ナカノ氏は「今後、武道館は小東京だけでなく、近隣のコミュニティーにとっても、地域・文化的なイベントの開催地として重要な場所となるだろう」と述べた。ナカノ氏は、サンディアゴ議員とデ・リオン議員が、長年にわたりLTSCと小東京のために尽力してきたと説明。「サクラメントとロサンゼルスに、友人やパートナーと呼べる彼らのような代表者がいることに感謝している。彼らは、われわれがサービスを提供する人々の生活に大きな変化をもたらしてくれた」

30万ドルの大きなチェックのレプリカにサインするサンティアゴ氏(中央)と、それを見守るデ・リオン氏(左)とナカノ所長(右)

 サンディアゴ議員によると、「提案31号」の実施で、2019年に約100万ドル、20年に500万ドルが同館建設費用に割り当てられたが、今回の30万ドルは、同館でのプログラムやサービスを対象にしているという。
 デ・リオン議員は、サンディアゴ議員がロサンゼルスに住む一人一人のために心強い代表者になってくれたと感謝の意を表すとともに、このプロジェクトを完成に導いた地元のリーダーたちに「深い感謝と尊敬の念を抱いている。武道館が小東京の文化遺産の中心になることは間違いない」と述べた。さらに、小東京の「ファースト・ストリート・ノース」計画のコミュニティービジョンについて言及し「私はこれを小東京の開発および成長の指針となる計画と呼んでいるが、LTSCはその最前線にいる。今年の3月には、Go For Broke National Education CenterとLTSCとのパートナーシップにより、テンプル通りとアイソ通りの南東角の拡張計画が市から承認されている。これは、われわれのコミュニティーは無論、ホームレスやシングルマザーのために、手頃な価格の住宅が増えることを意味している。これこそがLTSCのビジョンであり武道館のビジョンだ」と締めくくった。
 サンティアゴ議員には、LTSCのレジデント・サービス・ディレクターであるナンシー・アルカラズ氏から記念品が贈られた。同議員は、州議会の通信伝達委員会およびロサンゼルス郡ホームレス問題特別委員会で委員長を務めている。また、公共安全、保健、高等教育、公共事業・エネルギーの各委員会にも所属。ロサンゼルス市、ハンティントンパーク市、バーノン市で構成される第53区を代表している。【JKヤマモト、写真も、訳=砂岡泉】

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