カリフォルニア州は16日、銃の保持・使用の際における過失や事故に適用する賠償責任保険への加入を所有者に義務付ける法案を提出した。ロサンゼルス・タイムズが報じた。

カリフォルニア州は16日、銃の所有者に賠償責任保険加入を義務付ける法案を提出した。写真は半自動式拳銃(AP)

 今年1月にサンノゼ市で、米国初とされる保険加入の義務付けが承認されたが、今回の法案が承認されれば、全米で初めて保険加入を義務付ける州となる。
 州上院議員のナンシー・スキナー氏(民主党)は「銃は自動車よりも多くの人を殺している。しかし銃の所有者は車の所有者のように賠償責任保険に入ることを要求されていない」と声明で述べた。この法案では銃の所有者は保険に加入した上で銃と一緒に保険証書を携帯し、何らかの理由で警察から求められた場合はそれを提示する必要がある。
 また、マーク・レビン下院議員(民主党)は、拳銃の販売価格の10%、長銃、弾薬、部品の販売価格の11%に相当する税金を課す法案を提出しており、年間1億1800万ドル以上と見込まれる新たな税収を銃暴力防止プログラムに充てられるとしている。昨年同氏が提出した同様の法案は、80人の議員から成る議会で必要な54票に4票足りず否決された。
 一連の法案提出を受けて、「このような規制は銃所有者の憲法上の権利を違法に侵害するものである」とカリフォルニア銃所有者の会は述べている。また「銃器の誤用を保険会社が担保することはない」と予測している。

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