買い物に夢中になる大勢の人々で賑わった、のみの市の会場

 日系社会の高齢者施設再建を目指し活動する「高齢者を守る会(KSCA、ジョン金井会長)」は、第1回のみの市(バザー)をこのほど、ガーデナのニューガーデナホテルで開催した。日系社会の内外から詰めかけた約300人が、買い物に夢中となり盛況に終わった。

日系社会のナーシングホーム建設を目指し寄付を募るボランティア

 会の支援者が提供した新品と新品同様の商品がずらりと並んだ。大リーグ・エンゼルスのグッズや手芸品、自家製の干し柿、クッキー、陶器、日本人形、和服、骨董(こっとう)品などが出品された。支援団体の一つである「令和シニアホームを造る会」のメンバーによるコーヒー販売も好評を博した。
 サイレントオークションも催され、日系レストランのギフト券や美術品、盆栽、観葉植物、家庭用品、UCLAの陶芸家の作品などが競りにかけられ、参加者は目当ての品を落札しようと価格を競いあった。
 イベントは日系社会の県人会や同好会、企業など20団体が協賛し成功を収めた。金井会長は「初回の試みはおかげさまで大成功だった」と話し、品物のみならず時間と労力を惜しみなく提供した協力団体と個人に最大限の謝意を表した。また、会場のニューガーデナホテルのオーナー内藤俊一さんが、羅府新報で同会の高齢者施設再建の意図を知り協力を申し出て当日の会場使用料を無料にしたことに触れ、感激の面持ちで「深く感謝している」と述べた。

高齢者施設再建に共感し会場を無償提供した、ニューガーデナホテルのオーナー内藤俊一さんのあいさつ

 ボランティアの山田純さんは「今日のバザーで日系社会の温かさを感じた。これがきっかけとなり日系ナーシングホーム再建へ向けてのうねりが生じることを願う」と語った。
 イベント運営責任者の入江健二さんは「来年初夏に予定している第2回にも、日系社会からの力添えを願っている」と語った。
 のみの市を主催した高齢者を守る会は次のイベントとして、12月3日(土)午後2時〜3時半まで、パサデナのロサンゼルス日本人中央教会(2113 E. Villa St.)で「医療セミナーと音楽会」を催す。内容は、新原豊医師の講演「お年寄りのケア」と、ソプラノ歌手の竹下圭子さんらによるチャリティーコンサート。多くの人の参加を呼びかけている。
 高齢者を守る会の詳細は、ウェブサイト—
 https://www.koreishasca.org

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