カリフォルニア州当局は、3種類の呼吸器系疾患によって、今後医療システムに負担がかかる可能性があると警告している。州内の一部ではすでにインフルエンザが流行しているほか、RSウイルス感染症が子どもを中心にまん延、さらに冬にかけて新型コロナウイルスが再流行すると予想されている。

現在カリフォルニア州で三重感染症の一つとして流行しているRSウイルス感染症の電子顕微鏡写真(CDC、AP)

 カリフォルニア州公衆衛生局によると、今年はインフルエンザの流行が例年に比べて早く、サンディエゴ、オレンジ、リバーサイド、サンバナディーノ、インペリアルで罹患率がすでに高いという。
 また、乳幼児の肺炎や気道の炎症を引き起こすRSウイルス感染症の陽性率は、この時期としては過去6年間で最も高い。10月以降、インフルエンザによる死亡が10件、子どもを含むRSウイルス感染症による死亡が3件確認されている。
 新型コロナウイルスは小康状態を保っているが感染は減少しておらず、ロサンゼルス郡では最近1日平均の新規感染者数がわずかに増加している。
 オレンジ郡公衆衛生局のレジーナ・チンシオ・クォン博士は、RSウイルス感染症者急増を受けて緊急事態を宣言し「三重感染症を懸念している」と警鐘を鳴らした。これらの呼吸器系の疾患にはマスク着用が有効であるため、2歳以上であれば学校やデイケアでマスクを着用することを勧めている。

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