差別的発言などで非難されているケビン・デ・リオン市議に対するリコール運動が6日、承認された=2022年10月11日(AP)

 ロサンゼルス市議のケビン・デ・リオン氏に対するリコールの運動開始が6日、ロサンゼルス市によって承認され、リコールを求める市民は署名集めを開始することができるようになった。同市事務局によると、リコールが成立するには2023年3月31日までに、デ・リオン氏を選出したロサンゼルス市議会第14選挙区の登録有権者から2万437人の署名を集めなければならない。
 同氏のリコールはポーリン・アドキンス氏を含む14区在住の市民5人が10月に声を上げ、申し立て3回目で承認された。アドキンス氏は「市議会が辞職を促し委員会の役職を剥奪したにもかかわらず、デ・リオン氏は議会にとどまっている。彼は今、市議会議員として第14選挙区のために活動することはできない」と述べた。
 デ・リオン氏は、ギル・セディーロ氏と共に21年に録音された人種差別的な発言や選挙区割りを操作しようとする会話で問題発言をした3人の議員のうちの1人。ヌリ・マルティネス前議長はすでに辞職し、セディーロ氏は本年12月で任期が終了するが、24年12月まで任期を残すデ・リオン氏は辞職を拒否している。
 デ・リオン氏は10月11日以来議会に出席していないが、同氏のコミュニケーションディレクターを務めるピート・ブラウン氏は10月の声明で「リコール運動が起こっても、デ・リオン議員は有権者のコミュニティーのために重要なプロジェクトを進める意向だ」と述べている。

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