6月に打ちまくり本塁打首位に立ち、投げては勝ち星を重ねる大活躍で、週間そして月間MVPを同時受賞したエンゼルスの大谷。DHの打撃だけでもファンをうならせるが、2本塁打を打った上に2桁三振を奪って勝利投手になるなど、大谷しかできない投打の「二刀流」は見応えがありしびれさせてくれる。
 大谷のボブルヘッド人形が配られる試合はいつも札止めの盛況だが、今季2度目の配布では、大谷とトラウトが仲良く並ぶ人形が配られた。エンゼルスの二枚看板とあって、かなりの希少価値があるらしい。
 運よく人形を手にした私。大谷の顔が似ていないのは残念だが、無料配布なので文句は言うまい。余談だが、ドジャースが配る人形は選手にそっくりで、実物よりもイケメン風に作られ、ねたまずにはいられないほどである。
 両雄をかたどった人形は、グローブをはめた大谷がボールを握り、トラウトはバット持っている。この姿を見ると、WBC決勝の最終回の一騎打ちを思い出す。あの、WBC決勝の名場面を描いた人形を作れば売れること間違いなし。待っている。
 7、8両日はドジャー球場でドジャースとエンゼルスのライバル対戦がある。8日は日系ヘリテージナイトが行われ、大谷の友人のレーカーズ・八村塁が始球式を行う。八村はレーカーズ残留が決まったばかりで、バスケットボールリーグが盛んな日系人ファンが喜んでいる顔が目に浮かぶ。
 来週11日にはオールスターゲームが行われる。先に決まっていた大谷に次ぎ、トラウトも選出され、球場では両者の出場を祝うアナウンスとともに大型スクリーンに2人が映し出され、ファンが誇らしげに拍手を送ったのが印象的だった。ところがその数日後の登板で大谷は指にまめが出来て途中降板、出場権を得ていた球宴での二刀流をあきらめた。打者に専念するも本塁打競争には出ないという。トラウトにも不運が襲い左手首を骨折、球宴を断念した。
 大谷には後半戦に備えて球宴後の休暇で英気を養い、トラウトには治療に専念して1試合でも早く復帰することを祈るのみ。(永田 潤)

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