
大谷翔平選手が2安打で勝利に貢献しファンの期待に応えた27日のドジャース今季地元開幕戦では、試合前にセレモニーが催された。選手の名が一人一人呼ばれると、総立ちのファンが大きな声援を送り球場は熱気に包まれた。

中堅フェンスから敷かれたチームカラーの「ブルーカーペット」には、沖縄生まれで日本人の母を持つロバーツ監督をはじめ選手がさっそうと登場した。30日に2試合目の登板を控える山本由伸投手は、この日が地元ファンへの「顔見せ」となり、元気な姿を見せた。新天地でのデビュー戦となった大谷選手はひと際大きな声援を受け、スタンドに手を振って応えていた。
ブルーカーペットでの選手の紹介では選手の家族が迎えたが、大谷選手の妻真美子さんは参加せず、愛犬を連れてスタンドから試合を観戦する姿が見られた。

地元開幕とあって、平日にもかかわらず5万2667人が観戦に訪れた。テイラー選手のレプリカジャージーを着用したビンセント・サンタナさんは、「私は生まれてから26年間、大のドジャーファンだ」と話し、ビールを片手に応援。大谷選手が昨年まで所属していたエンゼルスの本拠地アナハイムに近いラミラダに住んでいるが、「エンゼルスは弱くて応援する気にならない。大谷選手の二刀流の実力はすごいが、これまではファンではなかった」と言う。だが、昨年ドジャースと契約した際は、「むちゃくちゃ興奮した。大谷の加入で強いチームがさらに強くなり、ますます球場に来て応援する気になる。楽しみにしている」と目を輝かせた。(永田潤、写真も)

