【永田 潤】 世界の超一流アスリートが世界最強をかけて争うスポーツの祭典、夏季五輪パリ大会が今月26日に開幕し、8月11日までの19日間、熱い戦いが繰り広げられる。激しい動きの7人制ラグビーとサッカーは選手の休養が必要なため、開幕2日前から試合が始まり、実質21日間も楽しむことができる。
 五輪にはいったいどんな競技があり、そしていくつあるのか、公式ホームページを開いてみると、あるはあるはその数32。種目の数はなんと326もある。これだけ多くの異種のスポーツが一つの大会として開かれるのは五輪ならでは。4年に1度のぜいたくなひと時を思う存分、楽しみたい。
 今回のパリでは米国人はお家芸のバスケ、水泳、陸上での選手の活躍に熱狂することだろう。日本人は柔道を中心に体操、レスリングなどで金メダルが期待でき、列島が沸くのが目に浮かぶ。さらに、アーバンスポーツと呼ばれ若者に人気がある自転車のBMX、スケートボード、ブレイキンでも日本人の活躍が見られそう。その中で初採用のブレイキンはブレイクダンスのことで、先日テレビで試合を見たところ技が多彩で面白い。スポーツではない、と見くびっていた自分を今では恥じている。
 私が注目するのはフェンシング、射撃、カヌー、馬術、トランポリン、そしてテコンドー。これらは五輪競技と知っていたが実際には試合を目にしたことがない上、テレビでもめったに放映されないため、今回の絶好のチャンスをものにしたい。
 1位から3位までの選手に贈られる金、銀、銅のメダルは、凱旋門と並び世界に誇るフランスのシンボル、エッフェル塔を改修した際に出た鉄片の一部が含まれており、フランス人のこだわりがひしひしと伝わってくる。だが要のデザインはデザイナーには済まないがイマイチで、期待を裏切られた感じがする。芸術の都パリになのに?と首を傾げたが、メダルは頑張った選手へのご褒美。周りがどうのこうのいうことではないだろう。(永田 潤)

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