
南加地区で活動する日系混声合唱団「LA Daiku」(棚野泰全代表)が17日(日)午後3時から、ロサンゼルスのハリウッド日系文化会館(3929 Middlebury St.)で春の定期演奏会を開催する。指揮は結成当初から指導を続けているジェフリー・バーンスタインさんが務め、16回目となる今回は初めて弦楽カルテットの伴奏で合唱する。
前半は、16世紀、現在のベルギーにあたる地域出身の作曲家オーランド・ラッソのルネサンス期の作品から4曲を披露する。後半は、18世紀、バロック時代のイタリアの作曲家ジョバンニ・ペルゴレージによる「Stabat Mater(聖母はたたずんでいた)」を演奏。ペルゴレージは幼少期から病弱で足も不自由だったとされ、この作品を完成させて間もなく、26歳で結核により亡くなった。約290年前のことである。
LA Daikuは2009年に結成し、翌10年に全日本「第九を歌う会」連合会(会長・鳴門市長)に日本国外から初めて加盟し、毎年徳島県鳴門市で開催される第九演奏会に参加してきた。同演奏会では、600人を超える大規模な合唱が披露され、日本各地に加え、ドイツ、中国、米国からも合唱団が参加して国際的な交流を深めている。会場の鳴門市民文化会館が改装工事のため一時休止していたが、来年6月の再開が予定されている。
LA Daikuの定期演奏会は、これまで主にアルタデナの教会で開催してきたが、昨年1月のイートン火災により同教会が焼失したため、このたびの演奏会は毎週土曜日に練習を行っているハリウッド日系文化会館で開催する。入場は無料。駐車場には限りがあるため、来場の際はカープールなどの利用を呼びかけている。
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