合田理事長、田辺靖雄会長、藤本米国友の会会長、理事のあべ静江さん.png?resize=550%2C413&ssl=1)
米国で日本の歌謡文化の継承、普及、発展、そして日本の一般社団法人日本歌手協会(歌手協会)への応援を目的として発足した歌手協会米国友の会(米国友の会)が今月、活動を開始する。
世界中で新型コロナウイルスによる社会活動停滞の影響が続く中、日本の歌謡曲が少しでも米国在住の日本語圏・英語圏の人々の活力源となること、さらには歌謡曲が米国内で普及発展することを目指すという志から、米国友の会の発起人であり初代会長の藤本章氏が6月に歌手協会の合田理事長と会談し、発足の運びとなった。
日本の歌謡曲は他の日本の伝統芸能と比べ歴史は浅いが、戦前戦後から流行歌を通じて、日本人に明日への希望と活力、そして豊かな心をもたらしてきた。そして、唄うこと、発声することは健康にも貢献すると広く知られている。

特に1963年に発足した歌手協会は歴代会長に東海林太郎、藤山一郎、ディック・ミネ、ペギー葉山など日本を代表する名歌手が名を連ね、その活動は日本文化継承として日本の文化庁からも支援を受けている。現在560人以上の歌手が会員登録し、田辺靖雄会長の下で日本の歌謡文化の中心的存在となっている。
このたび活動を開始する米国友の会は本部をロサンゼルスに置き、5日に発足式を行う。役員、顧問、相談役は以下の通り。
名誉会長・田辺靖雄(日本歌手協会会長)、会長・藤本章、理事長・廣川真一、理事・本郷依子、よなみのり子、山王マーク。
顧問・荒木淳一(ルンルンカラオケ教室代表)、宇尾野ゆみ(ひまわりカラオケ同好会代表)、三条江梨子(女優、歌手)、ヘルム昭子(金曜会会長)。
相談役・川田薫(南加日系商工会議所会頭)、ハッピー水谷(南加県人会協議会前会長)、咽原トゥルーディ(ライオンズクラブ小東京地区ガバナー)、冨山敏正(日刊サン代表)、寺坂重人(ジャパン・ハリウッド・ネットワーク代表取締役社長)。
以上の諸氏の就任に加えて南加日系商工会議所、南加県人会協議会、米国各地のカラオケ会などの支援を受け、今後の活動に期待が寄せられている。

現在募集中の一般会員の年会費は60ドル。他に法人会員、デジタル会員、特別会員がある。なお、この記事の読者に限り今年度末までの会費を無料とするキャンペーンを行っている。
米国友の会の会員募集、詳細、申し込みの要領、その他の問い合わせは電話213・625・1998(受付時間・月曜〜金曜午前10時〜午後5時)またはFAX・213・625・1897、メール—
nipponkashukyoukaiusa@gmail.com
米国友の会ウェブサイト—
https://www.nipponkashukyoukaiusa.org/
日本歌手協会ウェブサイト—
http://www.nkk.or.jp/sp/index.html