「テスト・トゥー・トリート」プログラムで提供されるファイザーの抗ウイルス薬「パクスロビド」を技術者が検品している様子(AP)

 ロサンゼルス郡は、バイデン大統領が1日の一般教書演説で発表した新型コロナウイルス感染症プログラム「テスト・トゥ・トリート」を開始した。診療所を併設する薬局の一部において、検査で陽性を示した、あるいは陽性の検査結果を提示した新規感染者に対して、治療薬(飲み薬)を無償で提供する。ロサンゼルス・タイムズが報じた。
 同プログラムで提供される抗ウイルス薬はファイザーの「パクスロビド」とメルクの「モルヌピラビル」の2種類。どちらも処方箋薬で、軽症から中等症の治療を対象としている。点滴を必要とする抗ウイルス薬よりも投与が簡単で、患者の重症化や死亡の可能性を低くすることが期待されている。
 「パクスロビド」は、体重が88ポンドに達していれば12歳以上に処方することができ、錠剤を通常1日2回、5日間にわたって服用する。「モルヌピラビル」は成人用(妊娠中の使用は推奨されていない)で、他の抗ウイルス薬が利用できない場合にのみ推奨されている。 
 ロサンゼルス郡公衆衛生局のバーバラ・フェラー局長によると、これらの薬は症状が現れてから一定の日数以内、または検査で陽性となった日から開始しなければならず、早期の服用が最も効果があるという。
 現在、ロサンゼルス郡ではCVSヘルスクリニックの20店舗がプログラムに参加しており、郡のウェブサイト (ph.lacounty.gov/covidmedicines)または電話833・540・0473で店舗リストを入手することができる。今後は、他の薬局や臨床施設にも拡大する計画が進行している。

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