「マスク着用」のサインを表示して走るメトロバス=19日。ロサンゼルス郡は22日、公共交通機関や施設でのマスク着用義務を継続すると発表した(AP)

 フロリダ州連邦地裁の判断を受け、全米各地でマスク着用義務が解除されているさなか、ロサンゼルス郡公衆衛生局は22日、公共交通機関や空港などの屋内でのマスク着用義務を解除しないと発表した。これまでと同様に、カリフォルニア州が定めた「公共交通機関を利用する際にはマスク着用を強く推奨する」を上回る措置を継続する。ロサンゼルス・タイムズが報じた。
 規則はワクチン接種状況にかかわらず、2歳以上の全ての住民に適用される。ロサンゼルス郡公衆衛生局のバーバラ・フェラー局長によると、対象となる公共交通機関は通勤電車や地下鉄、バス、タクシー、ウーバー、リフトで、バスターミナルや地下鉄駅、港、港湾ターミナルの屋内施設を含むという。
 同局長は、郡全域で新型コロナウイルスの感染率が上昇し続けていること、また米国疾病対策センター(CDC)が最近発表した「現時点では、屋内の交通機関でマスクを着用することは公衆衛生上必要である」という判断から義務化を維持することを決めたと述べた。
 マスク着用義務の期間の目途については、ロサンゼルス郡の感染状況が改善したとき、CDCが見解を変更したとき、あるいは30日後のいずれか早い時点で再検討するとしている。
 独立して運営されているパサデナ市の公衆衛生局は、同郡と連携してマスク着用規則を制定すると発表しており、フェラー局長は、同様に独立するロングビーチの公衆衛生局にも着用規則の採用を期待していると話している。
 今回の規則は、一度マスク着用義務がなくなったと思われたロサンゼルス国際空港とハリウッド・バーバンク空港にも適用され、空港内の施設内では再び着用が義務付けられることになる。しかし、これは飛行機から降りた後の乗客に適用されるもので、搭乗中の着用規則とは別のため、利用者の混乱が予想される。

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