【川口加代子】 朝6時に起きると窓のシェードを上げて、玄関に回る。ポーチに置いてある黄緑色の小さなボウルは空っぽ。その横に黒猫が1匹、ガラス越しに家の中をうかがっている。ドアを開けボウルの中にドライフードを入れてやると、当然のような顔で食べ始める。「いただきます」とあいさつしたことは一度もない。いつの頃からか、これが私の朝の日課になってしまった。
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